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【第2回】近未来②「オーナー業務の転換(1):AssetApps 賃貸管理業務の徹底クラウド化」

「賃貸管理業のクラウド化への展望」

 第2回目と第3回目は賃貸管理の近未来を考察したいと考えています。

 賃貸管理の基幹業務およびオーナー業務について、クラウド化をどのように進めることができるのか?クラウド化100%の世界はどのような業務イメージになるのか?入手金管理・財務会計の基幹系のクラウド化から建物管理・要望管理はどう変わるのか?入居者対応は?・・など既存の賃貸管理業務を中心に、クラウド化への展望をまとめます。

新型コロナのためだけではない

今、なぜ業務モデルのクラウド化が必要なのか?

 管理会社を取り巻く環境は、新型コロナの流行が収束したとしても、「業務の生産性向上」と「営業生産性向上」を行い、オーナー様との信頼関係をより強固にするために、業務モデルを改革することにあるのではないでしょうか。

賃貸管理業務をどのようにクラウド化するのか?

基幹業務、物件管理業務、オーナー業務ごとに必要機能、優先順位は?

 管理業はオーナー様からは見えにくく、手数料5%の対価は何か?というのは管理受託契約においてもっとも基本的な問いかと思います。国交省が賃貸住宅管理業の標準業務規程で定めているように、まず入出金管理や入居者募集はコア業務になります。したがってコア業務である月次入出金明細のクラウドは必須項目となります。入出金をクラウド化する先には財務会計と連動させ、確定申告や方針決算のサポート、経営分析なども射程に入ります。またデータ基盤としてのオーナー-棟-区画-設備、テナント管理、ストレージなどの機能も必須です。  

 ただ、優先順位という意味では、「管理業務の見える化」。すなわち、要望管理、各種管理報告、建物現場の報告など日常性がありオーナー様の閲覧ニーズが高い機能をオーナーアプリやチームチャットを介して提供していく「オーナー業務」をどうクラウド化するか、という視点も欠かせません。 

オーナー業務のクラウド化

2万人のオーナーの閲覧ニーズ、アクセス解析から見えること・・
実は要望管理報告、清掃報告、リーシング報告など日々の管理業務報告です!

 「管理業務の見える化」をすすめるにあたって、弊社の運用データをご紹介したいと思います。 弊社では2万人(※OEM提供含む)のオーナー様にオーナーアプリを提供しておりますが、オーナー様のアクセス解析をすると、月次の入出金明細は実はアクセス率10-20%(※区分サブリース、棟モノ集金代行等属性で異なります)、確定申告時はさすがにアクセスがあがります。

 最もニーズが高いのが、ちょっとした要望(例示:管球交換依頼、粗大ごみシール貼代行依頼等)の業務ステイタス(受付/現場スタッフ確認/作業完了/完了報告)で70%。次に巡回清掃(月1‐4回)の報告やリーシング(募集状況)報告が60‐70%になります。  

Uberの賃貸管理版機能も2020年4月より提供

 このような各種の管理業務報告を「アプリ」「チームチャット」「リアルタイム管理報告」で行うことが出来るのが弊社AssetCommnicationsが提供する「AssetApps」になります。  
 物件への「移動中/現場作業中/作業完了」などのステイタスをリアルタイムで提供する、賃貸管理のUberのような機能も2020年4月より提供。  

 オーナー業務のクラウド化をAssetAppsで進めることで、オーナー様とのコミュニケーションの充実・強化、更に管理会社様ブランドでアプリ発行が可能なためオーナー開拓営業ツールとしての活用も可能です。  

 管理業務の徹底クラウド化を取り組むにあたり、賃貸管理コア業務の入出金管理のクラウド化を抑えつつ、オーナー業務のクラウド化を視野に入れ、オーナー様・管理会社様に5年10年単位での業務モデル構築を目指すことが必要だと考えます。

 賃貸管理の基幹業務およびオーナー業務について、クラウド化をどのように進めることができるのか?クラウド化100%の世界はどのような業務イメージになるのか?入手金管理・財務会計の基幹系のクラウド化から建物管理・要望管理はどう変わるのか?入居者対応は?・・など既存の賃貸管理業務を中心に、クラウド化への展望をまとめます。  

「賃貸管理業からSaaS業」への転換

 2030年の将来像は、ズバリ、「賃貸管理業からSaaS(スペース アズ ア サービス)業」への転換と考えています。
 難しい概念用語は飛ばして、その意味の重みについてのみ説明します。

「勝つか負けるかではなく、生きるか死ぬか」

 日本の基幹産業である自動車メーカーも、命懸けでMaaS(モビリティ アズ ア サービス)モデルへの転換に取り組んでいることはご存じでしょうか?。  
 トヨタの豊田社長はメディアにおいて自動車メーカーがいま直面している状況を次のように表現しています。

 「勝つか負けるかではなく、生きるか死ぬか」という極めて厳しい言葉を使い、社内外に時代変化に向けた危機感の共有を繰返し発言している。MaaSが自動車メーカーにとって「100年に1度」の規模のインパクトを与える、というものです。

賃貸管理業は10年後も現状の延長線上にある?

 では、自動車業界と異なり、賃貸管理業は10年後も現状の延長線上にあるのでしょうか?

 答えはNoと考えます。

 全ての業務プロセスがクラウド化し、アナログの空間貸し業からデジタルのSpace as a Services/スペース アズ ア サービス業へと進化することで、管理手数料をベースとした低成長業界・レッドオーシャンではなく、ITと融合した成長産業・ブルーオーシャンへと大きなビジネス機会が広がっていくと思います。

FacebookやNetflixよりも時間占有率が高いものは

 考えてみて下さい。1日の利用時間で見た場合、フェイスブック1.5時間やネットフリックス2時間より消費者の時間占有率が圧倒的に高いのは、実は、空間貸し業です。空間と入居者が紐付き完全デジタル化することで、ブロックチェーンでいうようにあらゆる消費行動を履歴化・トレースでき、空間のIoT化が進み、5G→6Gへとネットワーク環境が進展する状況の中で、大きな方向性として「SaaS」業への展望を2030年の目指すべき方向性として想定しておきたいと考えます。

コロナショックで、ばたばたとテレワークやクラウド化に取り組むと、いわゆる「場当たり対応」になってしまい、数年後の軌道修正が難しくなります。そこでバックキャストして整理することをおすすめします。

 次回、第3回目で近未来像として、オーナー業務を強化するオーナーアプリ、チームチャット、そしてUberの賃貸管理版ともいえるリアルタイム管理報告とはどのようなものなのか?について詳しく触れてまいります。  

【緊急連載】建物管理を取り巻く環境とコロナショックによる近未来

緊急連載:建物管理を取り巻く環境とコロナショックによる近未来
【目次】
【第1回】 近未来①「シルバーさん依存の建物管理現場の瓦解」
【第2回】 近未来②「オーナー業務の転換(1):AssetApps 賃貸管理業務の徹底クラウド化」 
【第3回】 近未来③「オーナー業務の転換(2):AssetApps チームチャット、リアルタイムUX」
【第4回】 近未来④「建物管理業務の転換(1):withBMクラウド 建物管理業務の徹底クラウド化」
【第5回】 近未来⑤「建物管理業務の転換(2):withBMクラウド 社会的リソースシフト策へ」

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