世界最大のエレベーター広告会社として100万台のデジタルサイネージをアジアを中心に設置
デジタル化ソリューションを提供している時価総額２兆円を超えるグローバル企業をご存知ですか？
今回は、「エレベーターホールにデジタルサイネージがついているのが当たり前になる社会」を目指しているフォーカスメディアジャパン株式会社様の岡野次長にお話を伺いました。(役職は2024年6月現在）
まずお話し伺う前にデジタルサイネージ広告市場データを確認しておきましょう。これからまだまだ拡大が予測されている市場だということがわかりますね。
出典：CARTA HD社プレスリリース
■交通鉄道車両や駅施設、タクシー、バス、空港、航空機などが含まれる。
■商業施設・店舗
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストア、薬局をはじめとする小売店やショッピングモール、美容室、飲食店などが含まれる。
■屋外（大型ビジョン）
様々な屋外空間に取り付けられるデジタルサイネージの中でも、とりわけ駅前などに設置される大型ビジョンの需要が高まっている。
■その他
地方自治体の建物内や、商業ビル及び居住用マンションのエレベーター、映画館などが含まれる。
目次
エレベーターの待ち時間を活用する無料サイネージとは？！
アセットコミュニケーションズのカスタマーサクセス佐藤です。今日はフォーカスメディアジャパン（株）の岡野様にインタビューさせていただきます。よろしくお願いします！
フォーカスメディアジャパン（株）の岡野です。今日はどうぞよろしくお願いします！
フォーカスメディアジャパン様はサイネージを通して「エレベーター待機時間の活用」を提案されているということでしょうか？
はい。そうなんです。エレベーターに乗る前の「待ち時間」はどうしてもイライラしてしまいますよね。急いでいる時ならなおさらです。そんな時にディスプレイで流れるサイネージを見て癒されたり、何気なく目にしたお天気情報やビルの飲食店の情報などを見て、気分転換になった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか？
わかります！お客様訪問の際、エレベーター前で手持ちぶさたになった時にサイネージがあるとホッとします。見知らぬ人同士でエレベーターを待つ時間って地味に気まずいですよよね・・・。御社が対象にされているのは、主にオフィスビルと居住用マンションになるのでしょうか？御社についてまずは教えてください。
はい。ありがとうございます。当社は世界最大のエレベーターメディア企業として世界150以上の都市と地域、100万台以上の端末設置実績がある会社です。日本では主にオフィスビルやマンションを対象にしています。
100万台？！も設定しているんですね。すごいですね。設置側としてはどんなメリットがあるんでしょうか？
サイネージを設置するメリットとは？
よくぞ聞いてくれました（笑）ビルやマンションの所有者様のメリットとしては、デジタルサイネージを設置することで美観が向上します。エレベーターホールの印象が良くなりますからね。さらに、スーパーや飲食店などのテナントのサービスやキャンペーンなどの告知も簡単にできるのでテナント様の満足度も上がりますよ！
確かにデジタルサイネージのあるビルやマンションは高級感がありますよね。
ビルやマンションには必ず管理者様がいると思いますが、その方のメリットも教えてください。
管理者様は掲示物のDX化ができる点が大きなメリットです。防災訓練、貯水槽清掃等の周知事項をサイネージで告知できるので紙の配布が削減できます。現地に貼りに行かなくていいってすごいと思いませんか？？また、エレベーターが来るのが遅いというクレームが減りますよ！
掲示物を現地に急いで貼りに行くというのは管理会社の宿命のようなものだと思っていました、、、（涙）。もしかして、データを渡すだけで自動で配信してもらえるということですか？
はい。お任せください！管理会社様の人件費削減に貢献できますよ！遠隔から配信できるデジタルの良さを感じていただけるはずです。
オフィスビルの利用者様や居住者様のメリットも教えてください。
最初にお話した部分なのですが、通勤時間帯などエレベーターの待ち時間が多い時間帯などのイライラが和らぎます（笑）。利用者様にとっても、飽きないコンテンツやお得な情報を得るメディアが増えることができますよ！
確かにエレベーターホールでお得情報を得られるのは新しい世界です！でも、利用者としては告知情報ばかりだと見なくなってしまいますよね、、、。利用者にとって満足度のあるコンテンツにする工夫ってされているんですか？
２画面コンテンツだから見逃さない
よくぞ聞いてくれました（笑）これはうちの強みでもあるのですが、私たちが設置するディスプレイは大きな縦型なのですが、１画面で２画面を映すことが可能なんです。上部にはお知らせ、下部には別のコンテンツを流すということができるんです。だから、お知らせの見逃しが少なく利用者さんが楽しむコンテンツも同時に配信できています。
ぜひ、こちらのイメージ画像を見てください。
サイズは25型、32型の2種類があります。画面が上下分割されているのが分かりますよね？
上部は建物の管理情報などのお知らせを常時掲載できます。下部はご利用者様が飽きないコンテンツ、例えばこれは、「倉敷まち歩き」、「農園カフェ湯郷」など、岡山県観光情報コンテンツを流している事例となります。
QRコードを表示して利用者に読み込んでもらうということもできます！クーポンの活用などアイディアは広がりますよね。
下部のコンテンツは当社でご用意できるのでご心配要りません。
さらに、同じ場所に２台を並べて設置できる場合であれば、
２台同時に同じコンテンツを配信ができるシンクロ機能がございます。また音ずれも起きません。コンテンツの活用方法を写真でご紹介しますね！
フォーカスメディア × BMクラウドでできること
アセットコミュニケシーションのBMクラウドと御社の連携についてもお話しさせてください！当社のBMクラウドと連携することで、建物管理をお任せいただいている物件のエレベーターホールにサイネージを設置して、消防点検や貯水槽点検の告知などをすることができるようになります。突然の告知ももう怖くありません（笑）。
先ほどもお伝えしましたが、管理会社様はマンション内の掲示板に設備点検の情報を紙で掲示されている場合がほとんどです。BMクラウドと連携することで、管理会社様は現地に行かなくてもサイネージに告知をすることが可能になります。コスト削減になりますよね？
はい。そうなんです。ズバリ、コスト削減になります。
例えば消防設備点検や貯水槽点検清掃の告知をマンション内に貼付する場合の経費を仮に3,000円/回とすると、デジタルサイネージに変わることで0円になります。管理棟数×費用が削減できますので、30棟を管理していた場合、年間90,000円の削減になります。
他にも告知しなければならない業務に関する費用を削減することができます。管理会社の社員さんが担当されているケースも多いと聞いていますので、雑務を減らしてデジタル化することができます。
マンションで、AI×施設管理でBMクラウド×のデジタルサイネージを活用するとなるとこんなイメージになります。
上部には、「建築設備定期検査のお知らせ」を告知し、下部には当社の「X Concierge」を配信できます。「X Concierge」を通して対話を開始すると、設備の不具合などを問い合わせることができますよね。
このサービスを使えるのはマンションの全戸で「X Concierge」サービスをご利用いただく場合のみとなりますが、エレベーターホールから問い合わせすることができれば、管理員さんが不在の時間帯も安心ですよね。
おっしゃる通りだと思います。
導入費用が無料？！
みなさんすごく気になっていると思うのですが、御社のデジタルサイネージを導入する際の費用について教えてください。
導入費用はなんと無料です。かかる費用は電気代（月200~700円）だけです。
一般的には、機械代、設置費用などの初期費用が15万円〜100万円かかりますし、コンテンツ利用料、システム利用料で月額5,000円〜5万円かかりますよ。
えええ？！導入費用や設置費用も無料なんですか？？？
そうなんです。設置費用やコンテンツ利用料は全て無料です。デジタルサイネージの設置費用・通信料は当社で負担させていただきます。
設置の際に、壁に傷をつけずに設置することが可能なので設置のハードルは低いと思います。（専用の両面テープ、接着剤で壁に穴を開けずに設置）設置にかかる時間も１〜２時間くらいなんですよ。電源のご用意は必要になりますね。
無料で設置できるというのがびっくりしました！！設置時間もそんなに短時間でできるんですね。ところで、設置したい場合の条件はありますでしょうか？
そうですね。マンションであれば６階建て、50戸以上でお願いしています。オフィスビルであればエレベーターの利用者が1日100人以上になりますが、微妙な場合はご相談ください！エリアは現時点では首都圏と名古屋になります。
今日はとてもいいお話を聞けました〜！ありがとうございました。もし御社のサービスに興味を持った場合はどうしたら良いでしょうか？
今日はありがとうございました。もし弊社のサービスにご興味がありましたら、フォーカスメディアジャパンまでお問い合わせください。その際にアセットコミュニケーションズさんの記事を見た！と言っていただけると話が早いです（笑）
本当に今日はありがとうございました。都内でもビルやマンションに続々と導入が進んでいるとのこと、これは早いうちに導入を検討したほうがいいですね！
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